Diary

あこがれのその人

09さて、今日は書きたいことがあるのです。突然ですが、以前こんな記事を残したことがありました。

今も変わらない憧れのその人と、偶然すれ違うことができた日がありました。それは、とあるお店の前でした。ほんの短い時間で、目に焼き付けるように背中を眺めて、そっと側を離れたけれど同じ空間が好きなのだと思うだけでも嬉しくて、人はこんなにもドキドキするものなのかと、自分の感覚が嘘のように感じたことを今でもはっきり覚えています。その人はプライベートでお買い物をされていたし、そうでなかったとしても声をかけるなんていう勇気は持ち合わせていなくて、そのドキドキとした体験だけで十分でした。

いうなれば、すれ違ったというそれだけの出来事だけど、その一日はずっと「彼女のように歳を重ねて、彼女のように自分の心を整えていきたい。そして151画という人格を作っていきたい。じゃあどうすればいいんだ…!」とそんなことばかり考えていました。

ただ、今ひとつ言えるとしたら、モノづくりをしている身として、またどこかでお会いできる日があるとしたら、彼女に声をかけることができるような、恥ずかしくない自分になっていようと、心に決めた一日でもありました。

その人の仕草や言葉使い、立ち居振る舞い、遠くからでもつたわるオーラは、きっと今まで出会ってきた人ととの関わりや経験からなるもののはず。だとしたらきっとまだ遅くなくて、できることがあるということも確信しました。

一瞬の出来事でこんなにも考え込むことができるなんて、不思議ですよね。151画という一つの人格として、これからも出会いや経験をうんと楽しもうと思うことができた忘れられない出来事です。