Diary

【interview】Hibioboをきっかけに始める、愛犬との暮らしの記録。

思い出が人それぞれ違うように、Hibioboの使い方もきっと人それぞれ。インタビューを通してHibioboの使い方や、思い出に対する想いなどをお聞きしていきます。

 

【interview】01. 木島夕貴さん

151画の日常写真家として新しい日常の「感じ方」を届けるために、Instagramでは写真と文字を組み合わせたエッセイを投稿されている木島さん。彼女の視点で丁寧に紡がれた言葉たちは、繰り返されるこの日々に気付きを与えてくれます。今回はhibiobo開発者の一人の和田が、木島さんのHibioboを見せていただきました。

*151画は出張写真撮影で日常を残すプライベートフォトサービスや、コンセプトを大切にしたプロダクトの開発・販売、各種イベントの開催など、写真撮影やものづくりを通して、新しい日常の「感じ方」を届けているブランドです。

〈ご使用ラインナップ〉

・Hibiobo binder ねぎし

・チェキリフィル

・フォトリフィル

・フォルダーリフィル

・Hibioboリフィル

・手紙リフィル

 

 


 

思い出せるきっかけを作っておくこと

和田 : 早速ですが、事前アンケートにて”Hibiobo以外で使用している記録媒体として「日記」「写真アルバム」の他に「瓶」とご回答いただいていましたが、この「瓶」はどのようなものか見せていただくことはできますか?

木島さん:ベースはチェキと写真で、その他に手紙や、出先で買ったポストカード等を上に重ねるように入れています。大体1年ペースで中身をアルバムや別のものに移し、整理し直しています。

和田:大切な思い出が貯まっていく様子も見ることができてとても素敵ですね!具体的にどのような時の物を入れていますか?

木島さん:思い出って振り返らないと忘れちゃうというか、。だから、出来事をいつでも思い出せるようにしたいと思っていて、たとえば友人と旅行に行った時はチェキの他に行った場所のショップカードや石、神社のおみくじなどを持って帰ってきて瓶にいれています。

和田: 記録として集めているのではなく、物と物に付随する思い出を持ち帰ってきて集めているという感覚ですか?

木島さん:そうですね。思い出せるきっかけを作っているという感じ。

 


 

Hibioboが記録するきっかけに

和田:この瓶とHibioboの違うところを教えてください。

木島さん:”思い出を1箇所にまとめる”ということに関しては、あまり違いはないかな!ただ、ハルちゃんという一つのことに特化して記録しているのは「瓶」とは大きく異なりますね。

和田:Hibiboboを使う前ハルちゃんの記録はどうされていたのですか?

木島さん:旅行に行かないと家族の写真が残らないというのと同じで、スマホやカメラで写真は撮るけれどプリントはしていなかったです。

和田:そうなのですね。Hibioboは記録を始めるきっかけにもなりますね!

木島さん:Hibioboがきっかけで記録を始める人もいれば、記録・記憶したいものをがあってHibioboを選ぶ人。どちらもいてどちらも良いと思いました。

 


 

木島さんのHibioboの中身

和田:それではさっそく、木島さんのHibioboを見せていただこうと思います。

和田:ハルちゃんの思い出だけでなく書類や病院の領収書など実用的な使い方をされているのですね。どのようにHibioboを使おうと思ったのか教えてください。

木島さん:実用性を目指していたけど、Hibioboでハルちゃんを残そうと決めた時に、絶対に写真リフィルを一番上にしようと決めていました。そうすることで、表紙のように扱っています。

和田:ペットの写真ってかわいいからついたくさん撮ってしまいますよね。たくさんある写真の中から印刷するとき、どのように選ばれているのかお聞きしたいです。

木島さん:今回はたくさん写真を入れようというよりも、表紙になるものとして写真のリフィルを選んだので、様々なシーンの写真にしようと意識して選びました!

例えば、お家でリラックスしているところ。甥っ子と遊んでいるところとか、ハルちゃんと私の写真とか。ハルちゃんが来た3年前の夏の写真を探したりして。

和田:思い出の目次というか、一枚一枚の写真にその瞬間だけでなくたくさんの思い出が流れているのですね。Hibioboでハルちゃんとの思い出をまとめていたときに感じたことはありますか?

木島さん:私の場合は”Hibibooを始めることが目的だったので、ハルちゃんとの思い出を記録しようと決めてから、まずは保護した当時の資料など、今までハルちゃんに関わることをまとめていたファイルを掘り起こしました。hibioboが、始めてハルちゃんと会った時のことなどを思い出すきっかけをくれたと思います。


和田:日々Hibioboを使いながらどんなことを感じていますか?

木島さん:使うたびに保護した当時を思い出すことはないのだけど、ハルちゃんと向き合う時間は明らかに増えていると思う。そばにいるとあまり客観視ができないから、Hibioboを使いながら客観的に向き合えるというのは大きいかも。

和田:では今後木島さんのHibioboには何のリフィルが増えて、どうなっていくと嬉しいですか?

木島さん:今後数年積み重ねていくとしたら一年分の写真を一つのリフィルにまとめるとか、定期的に入れるのを意識すると思います。今は実用的だけれど、今後は思い出の割合が増えていくようなイメージです。リフィルが積み重なって厚くなっていけばいくほどにここに喜びが詰まっていくのかなと思います。

 


 

当たり前のこの日常への目の向け方

和田:最後に日常写真家である木島さんに、当たり前にあるこの日常に目を向けるヒントのようなものをお聞きできたら嬉しいです。

木島さん:そこに関してあまり深く意識したことはないのですが、日常の中で肌に当たる風や匂い、太陽の位置によるその場の景色の見え方などの違いで心が動く感覚は、大人になり人と比べた時に、自分は少し違う捉え方をしているなと気付きました。だからこそ、その感覚は見て見ぬ振りをせずに大切にしていたいと思っています。

あとは、日常をコンセプトに置いている151画と長く向き合い続けてきたからこそ、第一に“日常の光景”について考えてしまうような思考が身についているのだと思います。

和田:そうなのですね。151画として日常と向き合い続ける中での気づきはありましたか?

木島さん:日々の業務の中で“日常”について深く考えたり、考えを言葉で表現してしているうちに、自分の思考回路や気質が見えてくるようになりました。その感覚がなんだか心地よくて、”私の日常も、悪くないんじゃない?”と思えるようになっていきました。誰かに見せる見せないは関係ないと思うけれど、何かの形でアウトプットし続けることが大切なのだと気づきました。これからはHibioboが自分の表現の場にの一つになったらとっても良いなと思います。

和田:そうですね!まずは自分の心が動くものに気付いたり、それを気付いただけにせず文章にしたり、写真や様々な方法でアウトプットをして考え続けることで、当たり前である日常や自分の存在に目を向けることができるのかも知れないですね。ありがとうございました!

interviewee / 151画 木島夕貴
interviewer / 151画 Hibiobo 和田奈々穂

 

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