Diary

写真家が綴る 〜 大國魂神社 〜 [七五三・お宮参り]

普段、日常写真や七五三・お宮参りを撮影しているフォトグラファーの木島が春の大國魂神社を撮影してきました。季節の移ろいを感じる中、日常写真家の目線で切りとった神社の美しい風景をお楽しみください。
また、七五三やお宮参りで過ごされる際の神社の様子のご参考にもなりましたら嬉しいです。


大國魂神社
東京都府中市宮町3-1

大國魂大神を武蔵国の守り神としてお祀りした神社として人々から愛されています。人々に衣食住の道を教えられ、医療についてやまじないの術も授けられたといわれている縁結び、厄除け・厄払いの神として著名な神様です。撮影に向かう道中も、優しくも力強く咲き誇る桜に見惚れる瞬間も多い日和でした。
 


 
大きな鳥居のほぼ真横には稲荷神社がありました。木漏れ日が優しく落ちています。
 


 
立派な鳥居はつい立ち止まって見上げてしまうほど。白い石造りが優しい桜の色合いと混ざるようで、なんだかとても穏やかな光景でした。先の長い参道にもつい目を止めてしまう光景がたびたび見受けられます。
 


 
参道左手には、宮乃咩神社といって安産の神様として崇敬されている小さな神社もありました。7月12日には安産特別祈願祭を行っているようです。
 


 
本殿に向かって進みます。
 





 
本殿前の路は参拝をする方や近所に住むであろう方の通り道の日常風景として、さまざまな様子がみられました。幼稚園児たちのお散歩風景にも出会い、とても長閑な光景です。
 

 
至る所に桜の木が見受けられます。水神社では深井戸を利用して地下水を竜頭口より流しているとのこと。ちょうど反対側では厄や穢れを人形に移して水に流すことにより取り除くための人形流しという儀式も体験できます。
 



 
本殿を抜けると桜の木の先に見えるのが樹齢1000年を超える大銀杏のご神木です。とても立派です。私は秋のシーズンにもこちらに足を運んだとことがあるのですが、それはもうたくさんの銀杏が落ちています。
 


 
住吉神社・大鷲神社の脇からみえる東照宮太陽に照らされてきらきらと輝いていました。
 




 
大國魂神社は武蔵国の総社として、とても境内が広く立派な神社です。たびたび参拝したことのある神社でしたが季節によって様々な表情をみせてくれる神社です。府中駅からもアクセスしやすくゆっくりと参拝できるので、是非足を運んてみてくださいね。
 
2020年春 11時頃撮影
春 / 緩やかな日差し

 
 

【日常写真家】
江守 勇人 / 木島 夕貴

“ 何気ない一日が、宝物。” をコンセプトとしている日常風景の出張撮影 「151画」のフォトグラファー。プロフェッショナルとして写真や日々というキーワードと向き合い、様々なことに見つめ直しています。