Diary

別の世界

たまに自分が異世界にいるような気持ちになる時があります。
こんなことを突然言い出すのはおかしいかもしれないですが、なんというか、物語の中とか映画の中にいるような。そして自分がその空間の異物に感じることもあります。広大な草原で、ぽつりと1人立ってみたら誰も同じように思うかもしれないけれど、まるでそうではなくていつもと同じ部屋のソファに座っていたり、ベッドに寝転んで天井を見ていたりする時にその感覚はやってきます。
これに関しては決してスピリチュアル的な話しではなくて、もっと物理的な感覚なんです。そんな時は大概、風や鳥の鳴き声は聞こえて来るのに、車の通る音は自然とシャットダウンしてるからあとから不思議になります。厳密にいうと、聞こえてるけど、聞かないようにしているんだと思うんです。この現象、多分私だけじゃないと思うのですがあまりにも不自然な話しすぎてうまく言葉にできなくてこうして文章にしてみても、やっぱりおかしな話しなのかもしれないと思えてきます。
他にも音楽を聴いていて歌詞に集中して聴いていると似たような感覚になることもあります。そう言った時間は、ものすごく孤独を感じている時か、とても心が穏やかかどちらかです。そう思ってきたら、この時間は私にとって無意識にコントロール(整えてる)時間なのでしょうか。次、その時間が訪れたらもう少しじっくり味わってみよう。